芥子色(読み)カラシイロ

デジタル大辞泉 「芥子色」の意味・読み・例文・類語

からし‐いろ【芥子色/辛子色】

芥子の色。また練り芥子の色。茶色がかった黄。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「芥子色」の意味・読み・例文・類語

からし‐いろ【芥子色】

〘名〙 練り辛子の色に似た黄色。
※秋のめざめ(1957‐58)〈円地文子下段ひと「芥子(カラシ)色のボストンバッグ一つ

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色名がわかる辞典 「芥子色」の解説

からしいろ【芥子色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「やわらかい」としている。一般に、洋がらしのようなくすんだ濃い黄色のこと。アブラナ科カラシ種子粉末にしたもの、または水を加えて練ったものをさす。近代に生まれた新しい色の名。男女を問わず衣料品の色としてよく用いられる。洋装にも和装にも合う。

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