雄山山頂の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
富山県中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町に鎮座。祭神は天手力男命(あめのたじからおのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)。北アルプス立山の山頂にあり、山麓(さんろく)の芦峅寺(あしくらじ)地区には中宮祈願殿、岩峅寺(いわくらじ)地区には前立社壇(本殿は国の重要文化財)がある。立山は『万葉集』にも詠まれ、山岳信仰の中心地として修験者(しゅげんじゃ)の広い信仰を集め、立山権現(ごんげん)ともいわれた。701年(大宝1)、越中(えっちゅう)(富山県)国司佐伯有若(さえきありわか)の子、有頼(ありより)の創祀(そうし)と伝え、『延喜式(えんぎしき)』では小社に列した。旧国幣小社。例祭7月25日。4月8日、前立社壇で、代々の社家佐伯家が奉仕して行われる春祭(古式祭)は有名。秋祭は11月3日。社宝の佐伯有頼木像は国の重要文化財に指定されている。
[飯尾直樹]
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…西側には,室堂平,天狗平,弥陀ヶ原といった溶岩台地が広がり,これらの緩斜面の南側に位置する国見岳(2621m)や天狗山(2600m)は立山旧火山のカルデラ壁である。雄山山頂には雄山神社峰本社がある。東側は黒部峡谷を隔てて後立山連峰へと続く。…
※「雄山神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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