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花山院師信 かざんいん もろのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

花山院師信 かざんいん-もろのぶ

1274-1321 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
文永11年生まれ。花山院師継の次男。徳治(とくじ)3年尊治(たかはる)親王(のちの後醍醐(ごだいご)天皇)が皇太子になるとともに春宮(とうぐうの)大夫となり,文保(ぶんぽ)2年(1318)天皇となるまで在任した。元応元年内大臣にすすむ。従一位。和歌にすぐれ,「新後撰和歌集」などの勅撰集におさめられている。元亨(げんこう)元年11月1日死去。48歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

花山院師信

没年:元亨1.11.1(1321.11.20)
生年:文永11(1274)
鎌倉後期の公卿,歌人。従一位内大臣。後花山院内大臣と号した。花山院内大臣師継の子。母は家女房であった毛利(大江)季光の娘。蔵人頭,参議などを経て延慶1(1308)年尊治親王(後醍醐天皇)の立太子と共に春宮大夫となり,践祚まで在任。のちに後醍醐側近として活躍した師賢はその子。元応1(1319)年内大臣となる。歌人としては文保百首や後二条院歌合他に出詠,『新後撰集』以下に17首入集。『臨永集』『草庵集』によりその邸でも五首歌会などを催していたことが知られる。大覚寺統の名臣だったが,対する花園院も師信の死を惜しみ,その才を称讃している。

(田渕句美子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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