20世紀日本人名事典 「花田圭介」の解説
花田 圭介
ハナダ ケイスケ
- 生年
- 大正11(1922)年1月22日
- 没年
- 平成8(1996)年2月16日
- 出生地
- 東京・新宿
- 学歴〔年〕
- 東京帝大文学部哲学科〔昭和23年〕卒,東京大学大学院修了
- 学位〔年〕
- Dr.Ph.(フランス)
- 経歴
- 昭和25年北海道大学文学部講師となり、28年助教授を経て、41年教授に就任。60年退官し、名誉教授。また60〜63年フランスC.N.R.S研究員、62年から札幌学院大学人文学部人間科学科教授となり、平成2年退職。イギリス経験論、特にフランシス・ベイコンの研究者として知られ、科学論、社会思想史の領域で業績を示した。著書に「ベイコン」、訳書にデカルト「情念論」、コンフォース「哲学の擁護」、ボルレーナール「論理学の歩み」、ハート「レオナルド・ダ・ヴィンチ小伝」、グリアン「人間の前に立つマルクス主義」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報