芳沢玉妻(読み)よしざわ たまづま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳沢玉妻」の解説

芳沢玉妻 よしざわ-たまづま

?-1742 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代芳沢あやめの門人。宝永6年京都の夷屋(えびすや)松太夫の抱え役者となり若女方をつとめる。大坂,京都の舞台で活躍。容姿にめぐまれ,せりふが明快で,世話女房傾城(けいせい)役などを得意とした。寛保(かんぽう)2年死去。前名は芳沢玉菊,吉沢玉妻。俳名は虹残。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android