芳町(読み)よしちょう

日本歴史地名大系 「芳町」の解説

芳町
よしちよう

[現在地名]前橋市千代田町ちよだまち五丁目・三河町みかわちよう一―二丁目

近世の町人町十八郷じゆうはちごう町を明治六年(一八七三)芳町と改称した。主要通筋であるほん町・片貝かたかい町の北側にある東西通で、東は武家町大塚おおつか町、西はえのき町に続く。北は一毛いちけ村。貞享元年(一六八四)の「前橋風土記」に十八郷町の名があり、「道斜に西北より東南に通ず。東南は天川新町に接し、西北は紺屋町及び茅屋町の巷に通ず。其の間寺院多し」と記される。明和八年(一七七一)一月一二日の火災により、総家数四五軒のうち一五軒が焼失、その竈数は一八で、御家人一・山伏二が含まれていた(松平藩日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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