1947年(昭和22)に宗教法人多賀キリスト教会の付設教育機関として,シオン学園の設置を定めたことに端を発する。以後,1949年に学長ローガン・J. フォックス学長の下でシオンカレッジが設置され,同年に茨城キリスト教学園と名称変更,67年に現行の茨城キリスト教大学となった。キリスト教精神による人格教育,「隣人愛」に基づく教育を実践しており,創立50年にむけて「
つながる大学
であり続ける」ことをめざす。2017年(平成29)現在,茨城県日立市にキャンパスを構え,4学部に2527人の学士課程学生が在籍する。「隣人愛」の精神から地域社会との連携に注力しており,「開かれた大学」であるべく,七つの項目からなる地域連携方針が掲げられている。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...