草石蚕(読み)チョロギ

デジタル大辞泉 「草石蚕」の意味・読み・例文・類語

ちょろぎ【草蚕】

シソ科多年草。高さ30~60センチ。秋、淡紅色唇形の花を穂状につける。地下にできる連珠状の白い塊茎を掘り取り、梅酢で赤く染め、正月料理黒豆の中にまぜて食べる。中国原産で、栽培される。ちょうろぎ。 新年》「ねじれたる―を噛める前歯かな/時彦

ちょうろぎ【草蚕】

ちょろぎ

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関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「草石蚕」の意味・読み・例文・類語

ちょろぎ【草石蚕】

  1. 〘 名詞 〙 シソ科の多年草。中国原産で根茎食用にするため栽培される。高さ三〇~六〇センチメートル。全体にあらい毛を密布地中に節がくびれた芋状の白い塊茎がある。葉は柄をもち対生。葉身は長楕円状卵形で先はとがり、縁に鈍い鋸歯(きょし)がある。秋、茎の先に紅紫色の筒状唇形花を数段輪生する。漢名、草石蚕。ちょうろぎ。ちょうろく。じいなも。《 季語・夏/新年 》
    1. [初出の実例]「チョロ木と云ものの根 この形なり。煮て茶うけにしてよし、唐物なり、千代老木と書けり」(出典随筆・遠碧軒記(1675)二)

ちょうろぎ【草石蚕】

  1. 〘 名詞 〙ちょろぎ(草石蚕)《 季語・夏 》 〔本朝食鑑(1697)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「草石蚕」の解説

草石蚕 (チョロギ・チョウロギ)

学名Stachys sieboldii
植物。シソ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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