草紙合せ(読み)ソウシアワセ

デジタル大辞泉 「草紙合せ」の意味・読み・例文・類語

そうし‐あわせ〔サウシあはせ〕【草紙合(わ)せ】

平安時代物合わせの一。物語などの草紙の絵や表紙・綴じ方・料紙などの優劣を競い、判者はんじゃがそれを判定した遊戯

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精選版 日本国語大辞典 「草紙合せ」の意味・読み・例文・類語

そうし‐あわせサウシあはせ【草紙合・草子合・双紙合】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代の遊戯の一つ。物語などの草紙の表装、料紙、とじ方などの優劣をきそい、判者がその勝負を決めるもの。
    1. [初出の実例]「従二位藤原親子の家の草子合に、時雨をよめる」(出典:金葉和歌集(1124‐27)冬・二六〇・詞書)

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