荒陵(読み)あらはか

日本歴史地名大系 「荒陵」の解説

荒陵
あらはか

上町うえまち台地の南部、四天王寺を中心とした地域の称で、同寺は古く荒陵寺(日本後紀)ともいった。「日本書紀」仁徳天皇五八年五月条に、「荒陵」の松林の南の道に連理のクヌギが生えたとみえ、同書推古天皇元年条には「難波の荒陵」の地に四天王寺が建立されたとあり、「四天王寺御手印縁起」には「玉造岸上」にあった四天王寺を「荒陵郷」に移したと記す。四天王寺南西に茶臼山ちやうすやま古墳があり、「日本書紀」のいう荒陵にあてる説があるが近年、茶臼山古墳は古墳ではないという意見も出ている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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