菊池覚勝(読み)きくち かくしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池覚勝」の解説

菊池覚勝 きくち-かくしょう

?-1333 鎌倉時代の武将
菊池武時(たけとき)の弟。肥後(熊本県)菊池氏の一族正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年後醍醐(ごだいご)天皇討幕の呼びかけに応じた兄をたすけて,鎮西(ちんぜい)探題赤橋英時(ひでとき)を筑前(ちくぜん)(福岡県)博多(はかた)に襲撃したが敗れ,同年3月13日兄とともに討ち死にした。通称は次郎三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android