菊池重朝 きくち-しげとも
1449-1493 室町時代の武将。
宝徳元年生まれ。菊池為邦(ためくに)の長男。肥後(熊本県)菊池氏惣領(そうりょう)21代。肥後守護として阿蘇(あそ)神社造営のために棟別銭を課す。桂庵(けいあん)玄樹をまねいて孔子をまつる釈奠(せきてん)をおこなったり,文明13年1日1万句の連歌会をもよおすなど,文人武将として知られた。明応2年10月29日死去。45歳。幼名は藤菊丸。通称は十郎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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