菊池為邦(読み)きくち ためくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池為邦」の解説

菊池為邦 きくち-ためくに

1430-1488 室町時代武将
永享2年生まれ。菊池持朝(もちとも)の長男肥後(熊本県)菊池氏惣領(そうりょう)20代。享徳4年一揆(いっき)軍に隈部(くまべ)城をかこまれるが,薩摩(さつま)の島津勝久にすくわれる。康正(こうしょう)2年朝鮮に使者をおくり交易をはかる。文人武将として知られた。長享2年10月23日死去。59歳。幼名は犬丸。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android