コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

菖蒲浴衣 アヤメユカタ

デジタル大辞泉の解説

あやめ‐ゆかた【菖蒲浴衣】

端午の節句に着た浴衣。しょうぶゆかた。
[補説]曲名別項。→菖蒲浴衣

あやめゆかた【菖蒲浴衣】[曲名]

長唄。2世杵屋勝三郎・3世杵屋正次郎作曲。安政6年(1859)初演。勝三郎と5世芳村伊三郎との和解を記念し、また浴衣の宣伝もかねて作られたという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

あやめゆかた【菖蒲浴衣】

長唄の一。1859年二世杵屋勝三郎作曲。勝三郎と五世芳村伊三郎とのけんか和解の記念曲で、浴衣売り出しの宣伝もかねていたという。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

菖蒲浴衣
あやめゆかた

長唄(ながうた)の曲名。1859年(安政6)2月初演。2世杵屋(きねや)勝三郎・3世杵屋正次郎作曲。歌舞伎(かぶき)女方の芳沢(よしざわ)あやめが好んだ「あやめ浴衣」の宣伝と、長唄の唄方芳村(よしむら)伊十郎の改名披露、さらに伊十郎と作曲者勝三郎の不和の仲直りと、いろいろな目的でつくられたといわれる。詞章の前半は浴衣の宣伝文句で、色や染め付けのよさ、俳優だれそれ好みの鹿の子(かのこ)絞りなどと並べ立て、いかにもCMソングとわかる。しかし、そのゆったりした曲調が現代の曲と違って、かえっておもしろい。調弦は、本調子→二上り→三下りと変わり、「佃(つくだ)の合方」を取り入れて、川の情景描写をしている。[茂手木潔子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菖蒲浴衣の関連キーワード望月 朴清(3代目)長唄

今日のキーワード

衣笠祥雄

[生]1947.1.18. 京都プロ野球選手。京都の平安高校時代,捕手として甲子園に出場。高校卒業後,1965年広島東洋カープに入団。内野手に転向し,1970年 10月 19日の対読売ジャイアンツ (...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android