華林寺跡(読み)けりんじあと

日本歴史地名大系 「華林寺跡」の解説

華林寺跡
けりんじあと

[現在地名]霧島町田口

現霧島神宮(西御在所霧島六所権現)南西方、霧島川西岸にあった同社別当寺。霧島山錫杖院と号し、真言宗。本尊は十一面観音。開山は慶胤、中興開山を性空とする。西御在所(にしございしよ)霧島六所権現と同様慶胤により霧島山中に建てられたが噴火で焼失、性空により天暦年中(九四七―九五七)に再建されたという(麑藩名勝考)。当時は天台宗であった。しかし文暦元年(一二三四)一二月二八日の大噴火で焼失し、文明一六年(一四八四)島津忠昌の命を受けた真言僧兼慶により再建された(同書、「三国名勝図会」)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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