葉鶏頭(読み)ハゲイトウ

デジタル大辞泉 「葉鶏頭」の意味・読み・例文・類語

は‐げいとう【葉鶏頭】

ヒユ科一年草。高さ約1.5メートル。茎は直立し、葉は細長い披針形で、頂部のものは秋に紅・黄色などに色づく。夏から秋、葉の付け根に淡緑色小さい花をつける。熱帯アジアの原産で、古く渡来し、観賞用。雁来紅がんらいこうアマランスアマランサス 秋》「―に東京湾の曇りかな/楸邨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葉鶏頭」の意味・読み・例文・類語

は‐げいとう【葉鶏頭】

〘名〙 ヒユ科の一年草。アジア熱帯地方の原産で、観賞のため庭などに栽培される。高さ一~二メートル。葉はやや長楕円形で夏以後茎の上部のものは紅・紫・黄色などになる。夏から秋にかけ、上部の葉腋に淡緑色の小花が多数密生してつく。ヤナギハゲイトウ、ニシキハゲイトウ、フタイロハゲイトウなどの品種がある。漢名雁来紅。アマランサス。《季・秋》 〔俳諧・番匠童(1689)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「葉鶏頭」の解説

葉鶏頭 (ハゲイトウ)

学名Amaranthus tricolor
植物。ヒユ科の一年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android