アマランス

デジタル大辞泉 「アマランス」の意味・読み・例文・類語

アマランス(amaranth)

ヒユ科ヒユ属の植物総称。特にそのうちハゲイトウをさす。アマランサス
酸性アゾ染料で、酸溶液に溶けて紫色または淡紅色になるもの。羊毛・絹の染色食料品着色などに使用

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精選版 日本国語大辞典 「アマランス」の意味・読み・例文・類語

アマランス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] amaranth しぼまない花の意 )
  2. 植物「はげいとう(葉鶏頭)」のこと。
    1. [初出の実例]「鉢植のアマランスの赤い弁(はなびら)をふらふらと揺(うご)かした」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉四)
  3. 酸性、アゾ染料の一つ。赤紫色の粉末。酸溶液中で紫ないし淡紅色を呈し、羊毛、絹の染色、飲食物、医薬品の着色に用いる。

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栄養・生化学辞典 「アマランス」の解説

アマランス

 (1) C20H11N2Na3O10S3 (mw604.48).

 食用赤色2号.食品着色料.(2) 植物アマランス属.[Amaranthus]属,特に[Amaranthus hypochondriacus]の葉からとる色素で食品の着色料として使う.(3) アマランサスともいう.世界各地で葉や種子を食用にする植物.

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