葛城真純(読み)かつらぎ ますみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葛城真純」の解説

葛城真純 かつらぎ-ますみ

1843-1905 幕末-明治時代の国学者,神職
天保(てんぽう)14年1月25日生まれ。嘉永(かえい)6年(1853)11歳で金剛山大宿坊の相続人となる。奈良,高松に遊学し国学などをまなぶ。尊攘(そんじょう)派と交遊,天誅組(てんちゅうぐみ)の変の際はひそかに援助する。明治元年金剛山を神道にあらため,社殿改築,道路修繕などで再興につとめた。明治38年4月25日死去。63歳。大和(奈良県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android