葡萄茶(読み)エビチャ

精選版 日本国語大辞典 「葡萄茶」の意味・読み・例文・類語

えび‐ちゃ【葡萄茶・海老茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黒みを帯びた赤茶色。
    1. [初出の実例]「海老茶に瓦尽(かわらづくし)糸錦丸帯」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
  3. えびちゃばかま(葡萄茶袴)」の略。
    1. [初出の実例]「海老茶の女学生が三四人」(出典:春潮(1903)〈田山花袋〉一)
  4. えびちゃしきぶ(葡萄茶式部)」の略。
    1. [初出の実例]「頗る大した女学生(エビチャ)だと云ふことです」(出典:良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む