デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蓮禅」の解説 蓮禅 れんぜん ?-? 平安時代後期の漢詩人。応徳元年(1084)以後の生まれ。藤原実頼の子孫。従五位下。浄土教に関心をよせ,保延(ほうえん)元年(1135)ごろ出家。筑前(ちくぜん)(福岡県)を漂泊後,「三外(さんげ)往生記」をあらわした。また「本朝無題詩」に59首の漢詩がのり,厭世(えんせい)詩人と評された。俗名は藤原資基。通称は筑前入道。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例