蕃茘枝科(読み)ばんれいしか

精選版 日本国語大辞典 「蕃茘枝科」の意味・読み・例文・類語

ばんれいし‐か‥クヮ【蕃茘枝科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。熱帯、特に旧世界を中心に約一二〇属二一〇〇余種が分布する。高木または半高木。通常、托葉のない、全縁葉で互生する。花は放射相称両性、まれに単性。花弁は通常内外三枚ずつ瓦状に配列する。がくと外弁は弁状で内弁は退化している。雄しべは多数、まれに少数螺旋状に配列する。子房上位一室。多数の胚珠がある。果実は一般に集合液果になるが、時には乾いていて裂開する。バンレイシやこれに近縁トゲバンレイシの果実を生食したり、清涼飲料としたりする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android