蕃茘枝(読み)バンレイシ

デジタル大辞泉 「蕃茘枝」の意味・読み・例文・類語

ばん‐れいし【××茘枝】

バンレイシ科の落葉低木。高さ約5メートル。葉は楕円形、花は小さくて黄緑色。実は球形で黄緑色に熟し、いぼ状の突起に覆われ、釈迦の頭にたとえて仏頭果ともいう。果肉はクリーム状で香りと甘味があり、食用。熱帯アメリカの原産

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精選版 日本国語大辞典 「蕃茘枝」の意味・読み・例文・類語

ばん‐れいし【蕃茘枝】

  1. 〘 名詞 〙 バンレイシ科の半落葉性低木。アメリカ熱帯地方の原産で、果樹として熱帯圏で広く栽植される。高さ五~七メートル。葉は披針形で長さ一〇~二〇センチメートル。葉腋に黄緑色の三弁花を数個房状につける。果実は径六~八センチメートルの球形で表面にいぼがあり黄緑色を帯びる。果肉は白く芳香と甘味があり滋養分に富む。おもに生食、またはシャーベットに用い、発酵飲料の原料ともする。釈迦頭。仏頭果。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蕃茘枝」の解説

蕃茘枝 (バンレイシ)

学名Annona squamosa
植物。バンレイシ科の半常緑低木

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