デジタル大辞泉 「蕩」の意味・読み・例文・類語 とう【蕩】[漢字項目] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]とろける とろかす1 揺れ動く。ゆらゆら動かす。「蕩揺/漂蕩」2 酒色などにおぼれる。締まりがない。「蕩児/淫蕩いんとう・放蕩・遊蕩」3 豊かに広がっている。「蕩蕩/駘蕩たいとう」4 洗い流す。すっかり無くする。「蕩尽/掃蕩」[難読]揺蕩たゆたう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蕩」の意味・読み・例文・類語 つたよ・う つたよふ【蕩】 〘自ハ四〙 はっきりした目的もなくあちこち動く。さまよふ。ただよう。※書紀(720)垂仁二年一〇月(熱田本訓)「道路を知らずして嶋(しましま)浦(うらうら)に留連(ツタヨヒ)つ。北海より廻り出雲国を経(へ)て此(ここ)の間に至れり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報