蕩児(読み)トウジ

デジタル大辞泉 「蕩児」の意味・読み・例文・類語

とう‐じ〔タウ‐〕【×蕩児】

正業を忘れて、酒色にふける者。放蕩むすこ。遊蕩児蕩子とうし
[類語]どら息子惚れっぽい惚れる愛する恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕思慕恋慕惚れ込む見とれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い

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精選版 日本国語大辞典 「蕩児」の意味・読み・例文・類語

とう‐じタウ‥【蕩児】

  1. 〘 名詞 〙 正業につかず酒色にふけり、身もちのよくない者。放蕩むすこ。放蕩者蕩子
    1. [初出の実例]「彼は寧ろ循俗の蕩児(タウジ)、循流の死魚のみ」(出典:馬骨人言を難ず(1901)〈登張竹風〉)

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