薄利多売(読み)ハクリタバイ

デジタル大辞泉 「薄利多売」の意味・読み・例文・類語

はくり‐たばい【薄利多売】

品物一つ当たりの利益を少なくし、たくさん売ることで、全体の利益を多くすること。

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精選版 日本国語大辞典 「薄利多売」の意味・読み・例文・類語

はくり‐たばい【薄利多売】

  1. 〘 名詞 〙 利益を少なくして品物を多く売り、全体としての利益をあげること。
    1. [初出の実例]「君薄利多売を主義とし、斃れて後止むの慨を以て精励職に従ひ、一字一厘二厘を以て広く天下の需に応ず」(出典:売文集(1912)〈堺利彦編〉巻頭の飾・米国伯爵〈山崎今朝彌〉)

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四字熟語を知る辞典 「薄利多売」の解説

薄利多売

利益を少なくして品物を多く売り、全体としての利益をあげること。

[使用例] うちは薄利多売や。そやよってに、ほかの店みたいにきれいにせえへんのや[小田実冷え物|1975]

[使用例] なぜ安いかといいますと、あるサルタン王宮から、まとめて大量払い下げがあったのです。つまり産地直送、薄利多売のバーゲンセール星新一砂漠放浪|1970]

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