デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薬師徳保」の解説 薬師徳保 くすしの-とくほ ?-? 飛鳥(あすか)時代の仏師。法隆寺金堂四天王像の多聞天像の光背にその名があり,鐵師〓(左の縦棒と下の横棒がない“くにがまえ”に「手」)古(かぬちの-まらこ)とともにこの像を制作したといわれる。漢山口大口(あやのやまぐちの-おおぐち)が広目天像をつくったとおなじ白雉(はくち)元年(650)の作とみなされている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「薬師徳保」の意味・わかりやすい解説 薬師徳保くすしのとくほ 飛鳥時代の仏工。法隆寺金堂の四天王のうちの『多聞天像』の作者。その光背の銘文に鉄師 古 (てぬちまらこ) らとともに名が記されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by