薬缶(読み)ヤカン

デジタル大辞泉 「薬缶」の意味・読み・例文・類語

や‐かん〔‐クワン〕【薬缶/×鑵】

《もと薬を煎じたところから》湯を沸かすための道具アルマイト・銅・ほうろうなどで作った鉄瓶に似たもの。湯沸かし
薬缶頭」の略。
[類語]急須土瓶ティーポット鉄瓶湯桶湯沸かしケトル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「薬缶」の解説

やかん【薬缶/薬罐】

注ぎ口と持ち手がついた、中に水を入れ火にかけて湯を沸かす調理器具。アルミニウム製・アルマイト製・ステンレス製・ほうろう引きなどがある。◇「ケトル」ともいう。古く、薬をせんじるものであったことから。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

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