藤原公定(読み)ふじわらの きんさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原公定」の解説

藤原公定 ふじわらの-きんさだ

1049-1099 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
永承4年生まれ。藤原経家長男。応徳3年(1086)参議となり,皇太后宮権大夫(ごんのだいぶ)などをかね,正三位にいたる。政務練達,また笙(しょう)をよくして中国の王子晋(おう-ししん)の再誕といわれた。承徳(じょうとく)3年7月1日死去。51歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android