デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原実成」の解説 藤原実成 ふじわらの-さねなり 975-1044 平安時代中期の公卿(くぎょう)。天延3年生まれ。藤原公季(きんすえ)の子。母は有明親王の王女。寛弘(かんこう)5年(1008)参議。のち中納言,正二位にすすむ。大宰権帥(だざいのごんのそち)をかねて赴任したが,長暦(ちょうりゃく)2年(1038)安楽寺の訴えで除名され,翌年本位に復された。よく人の相をみたという。寛徳元年12月10日死去。70歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例