藤原比古神社(読み)ふじわらひこじんじや

日本歴史地名大系 「藤原比古神社」の解説

藤原比古神社
ふじわらひこじんじや

[現在地名]宮古市藤原三丁目

藤原地区の中西部山中に鎮座。もとはふじ明神と称し、音羽姫を祀るという。もと藤原町のほぼ中央、民家の中にあったが、昭和二〇年(一九四五)戦火、同二三年の洪水と、二度の災禍にあい現在地に遷宮。閉伊頼基の妻で佐々木四郎高綱の娘という音羽姫は、藤花を愛し津軽石つがるいし藤畑ふじばたけから白藤一株をこの地に移し植えたと伝え、藤原の地名はこれによるという。その後、藤は繁茂して大木となり、里人は神藤として尊崇、毎年開花の多少によってその年の吉凶を占う習慣があったが、明治二九年(一八九六)津波にあい枯死した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む