藤原為定(読み)フジワラノタメサダ

デジタル大辞泉 「藤原為定」の意味・読み・例文・類語

ふじわら‐の‐ためさだ〔ふぢはら‐〕【藤原為定】

[1293~1360]鎌倉後期・南北朝時代歌人二条家嫡流で、養父為藤のあとを継ぎ、「続後拾遺集」を完成。のち「新千載集」を撰進二条為定

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精選版 日本国語大辞典 「藤原為定」の意味・読み・例文・類語

ふじわら‐の‐ためさだ【藤原為定】

  1. 鎌倉末期の歌人。為世の孫。為通の子。父没後、叔父為藤の養子となる。正二位権大納言に至った。「続後拾遺集」「新千載集」の撰者となった。家集に「大納言為定卿集」がある。永仁元~延文五年(一二九三‐一三六〇

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