コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

藤原相如 ふじわらの すけゆき

2件 の用語解説(藤原相如の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤原相如 ふじわらの-すけゆき

?-995 平安時代中期の官吏,歌人。
藤原助信の子。正五位下,出雲守(いずものかみ)。藤原道兼の家司(けいし)をつとめた。道兼が関白にのぼってまもなく相如邸で没したため,長徳元年5月29日悲嘆のうちに死去。「詞花和歌集」以下の勅撰集に7首がはいる。家集に「相如集」。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

藤原相如

没年:長徳1.5.29(995.6.29)
生年:生年不詳
平安時代の歌人。藤原助信と和泉守俊連の娘の子。権中納言敦忠の孫。六位蔵人を経て正五位下出雲守に至る。のちに,粟田殿藤原道兼の家司となるが,その死去に遭い,悲しみのあまり慕死した話が『栄花物語』『十訓抄』などに記されている。『詞花集』以下の勅撰集に,道兼を偲ぶ歌「夢ならでまたもあふべき君ならばねられぬ寝をもなげかざらまし」をはじめ7首が入集。家集に『相如集』がある。後宮での女性達との贈答,社交的贈答の歌が多い。掛詞,縁語を多用し,歌枕を詠み込むなど古今集的修辞を駆使して,即興的な歌を詠む才にたけた歌人である。<参考文献>福井迪子『一条朝文壇の研究』

(中周子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

藤原相如の関連キーワード藤原俊忠加野和泉守肥後(1)普子内親王藤原顕家(1)藤原敦忠母藤原定頼母藤原助信藤原助藤原道経

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone