デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原脩範」の解説 藤原脩範 ふじわらの-ながのり 1143-? 平安時代後期の公卿(くぎょう)。康治2年生まれ。藤原通憲(みちのり)の子。母は紀二位(藤原朝子)。平治(へいじ)の乱後,一族とおなじく一時配流された。左京大夫(だいぶ)となり,寿永2年(1183)参議,正三位にすすむが,同年末出家した。「別雷社歌合」などの作者で,歌は「千載和歌集」以下の勅撰集に5首はいっている。初名は脩憲。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例