藤原良尚(読み)ふじわらの よしひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原良尚」の解説

藤原良尚 ふじわらの-よしひさ

818-877 平安時代前期の官吏
弘仁(こうにん)9年生まれ。南家藤原巨勢麻呂(こせまろ)の曾孫(そうそん)。藤原菅根(すがね)の父。文徳(もんとく)天皇の蔵人(くろうど)で右近衛(うこんえの)少将となる。清和天皇のもとでは右近衛権(ごんの)中将,右兵衛督(うひょうえのかみ),相模守(さがみのかみ)をつとめた。貞観(じょうがん)19年3月10日死去。60歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android