デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤堂采女」の解説 藤堂采女 とうどう-うねめ 1836-1878 幕末の武士。天保(てんぽう)7年10月23日生まれ。伊勢(いせ)津藩につかえ,伊賀(いが)上野城代家老をつぐ。鳥羽・伏見の戦いで藩論は尊王,佐幕のいずれともさだまらなかったが,独断で幕府軍を攻撃した。維新後,津藩の執政,権(ごんの)大参事,伊賀敢国(あえくに)神社権宮司(ごんのぐうじ)。明治11年6月26日死去。43歳。姓は保田とも。名は元施(もとはる)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例