藤甘草(読み)フジカンゾウ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「藤甘草」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐かんぞうふぢカンザウ【藤甘草】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の多年草。本州四国九州の山野に生える。高さ〇・五~一・五メートル。全体に細毛とかぎ形の毛とを交える。葉は奇数羽状複葉で三~七個の小葉からなる。小葉は卵状披針形で長さ約一〇センチメートル。夏、茎頂葉腋から長い総状花序を出し、淡紅色の蝶形花穂状につける。豆果はヌスビトハギに似ているが大きく、衣服などにつきやすい。ふじくさ。かんぞうだまし。〔俳諧・本朝文選(1706)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「藤甘草」の解説

藤甘草 (フジカンゾウ)

学名Desmodium oldhamii
植物。マメ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android