蘆津実全(読み)あしづ じつぜん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘆津実全」の解説

蘆津実全 あしづ-じつぜん

1850-1921 明治-大正時代の僧。
嘉永(かえい)3年9月4日生まれ。明王院で出家し,天台学をまなぶ。東京で荻野独園(おぎの-どくおん)に師事し,その法をつぐ。明治26年釈宗演(しゃく-そうえん)らとシカゴの万国宗教大会に出席。31年臨済宗(りんざいしゅう)にうつり,36年同宗永源寺派管長。大正10年3月9日死去。72歳。紀伊(きい)和歌山出身。号は石蓮,津梁軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android