精選版 日本国語大辞典 「蘇芳木」の意味・読み・例文・類語 すおう‐ぎスハウ‥【蘇芳木・蘇方木】 〘 名詞 〙① スオウの木の心材の称。また、心材から採る染料をいう。[初出の実例]「蘇芳木の下染其上を酢にてむしかへし」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)四)② 植物「すおう(蘇芳)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕③ 植物「はなずおう(花蘇芳)」の異名。〔大和本草(1709)〕 すおう‐ぼくスハウ‥【蘇芳木】 〘 名詞 〙 植物「ライラック」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「蘇芳木」の解説 蘇芳木 (スオウギ・スオウノキ) 植物。マメ科の落葉小高木,園芸植物。ハナズオウの別称 蘇芳木 (スオウボク) 植物。モクセイ科の落葉低木。ムラサキハシドイの別称 蘇芳木 (スオウギ・スオウノキ) 植物。マメ科の小低木,園芸植物。スオウの別称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
世界大百科事典(旧版)内の蘇芳木の言及 【スオウ(蘇芳)】より …中に3~4個の種子がある。心材を蘇芳木といい,赤色の染料として古来有名である。色素成分はブラジリンbrazilinで,約2%が含まれる。… ※「蘇芳木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」