蜜ろう(読み)みつろう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蜜ろう」の意味・わかりやすい解説

蜜ろう
みつろう

ミツバチの巣から加熱圧搾により採取されるろう。一般に帯褐黄色で,組成は高級脂肪酸,高級脂肪酸エステル,高級アルコール高級炭化水素から成っている。天日骨炭・化学的処理によって脱色漂白したものは,無色または淡黄色。融点 60~62℃。エーテルクロロホルム四塩化炭素に可溶,水には不溶。ろうそく,つや出し剤,化粧品などに用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む