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骨炭 こつたんbone black

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

骨炭
こつたん
bone black

活性炭の一種。主成分はリン酸カルシウム。動物の骨を空気を断って加熱分解してつくったもので,脱色力がすぐれている。砂糖の精製に用いる。なお,使用済みの骨炭はリン酸肥料として利用される。

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百科事典マイペディアの解説

骨炭【こったん】

獣骨を乾留して得られる黒色,多孔質の粉末。炭素含有量10〜15%で,主成分はリン酸カルシウム活性炭に似た性質をもち,吸着力が大きく,製糖工場などで糖液の脱色,精糖に使用されるほか,黒色顔料としても利用される。

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岩石学辞典の解説

骨炭

硬い燭炭(cannel coal)に似た石炭.燭炭は油性の強い緻密な石炭ですぐ燃える.または石炭の頁岩状割れ目[Tomkeieff : 1954, ランダムハウス : 1994].

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栄養・生化学辞典の解説

骨炭

 活性炭の一種で,骨を炭化して作る.

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大辞林 第三版の解説

こったん【骨炭】

牛・馬・豚などの脱脂した骨を乾留して得る活性炭。主成分はリン酸カルシウムで、炭素含有量は10~15パーセント。製糖工業で溶液の精製・脱色剤や黒色顔料として用いる。

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世界大百科事典内の骨炭の言及

【活性炭】より

…また医薬用として,整腸,解毒の目的にも用いられる。 特殊な吸着剤として,活性炭に類似した性質を示す骨炭がある。獣骨を乾留して生ずる,主成分としてリン酸カルシウムと10%程度の炭素を含む炭で,イオン交換と吸着の両方の効果により糖液の脱色・精製に有効である。…

【骨】より

…このような病気を骨粗鬆症(こつそしようしよう)という。【田隅 本生】【藤田 恒夫】
【家畜の骨の利用】
 骨は昔から広く用いられた畜産副生物の一つであり,骨脂(牛脚油(ぎゆうきやくゆ)),にかわゼラチン,骨粉,骨炭などの製造原料である。骨組織の主要成分は,リン酸カルシウムからなる海綿状の組織中に保持されているタンパク質(コラーゲンと同質でオセインと呼ばれる)と,骨髄中の脂肪である。…

※「骨炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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