普及版 字通 「蜩」の読み・字形・画数・意味


14画

(異体字)
12画

[字音] チョウ(テウ)
[字訓] せみ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(周)(しゅう)。(ちょう)の声がある。〔説文十三上に「なり」とあり、〔方言、十一〕に「、楚にては之れを蜩と謂ふ」と楚の方言とするが、〔詩、風、七月〕に「五鳴蜩」とあり、〔詩、大雅〕にもみえるから、広く行われた語である。ただ〔荘子〕には、その用例が多い。

[訓義]
1. せみ。
2. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
立〕蜩 ヒグラシ・セビ 〔字鏡集〕蜩 ヒグラシ・セミ

[熟語]
蜩甲蜩蛻・蜩・蜩蜩沸蜩翼蜩梁
[下接語]
夏蜩・寒蜩・金蜩・枯蜩・残蜩秋蜩青蜩蜩・蜩・馬蜩・茅蜩・鳴蜩

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「蜩」の解説

蜩(ひぐらし)

日本ポピュラー音楽。歌は女性演歌歌手、長山洋子。1993年発売。作詞:仁井谷俊也、作曲:徳久広司。アイドル歌手としてデビューした長山が、演歌歌手に転身後、最初にリリースした曲。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「蜩」の解説

蜩 (ヒグラシ)

学名Tanna japonensis
動物セミ科昆虫

蜩 (セミ)

動物。セミ上科に含まれる昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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