普及版 字通 「蜩」の読み・字形・画数・意味
蜩
14画
(異体字)
12画
[字訓] せみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(周)(しゅう)。に・(ちょう)の声がある。〔説文〕十三上に「なり」とあり、〔方言、十一〕に「、楚にては之れを蜩と謂ふ」と楚の方言とするが、〔詩、風、七月〕に「五鳴蜩」とあり、〔詩、大雅、〕にもみえるから、広く行われた語である。ただ〔荘子〕には、その用例が多い。
[訓義]
1. せみ。
2. 字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔立〕蜩 ヒグラシ・セビ 〔字鏡集〕蜩 ヒグラシ・セミ
[熟語]
蜩甲▶・蜩蛻▶・蜩▶・蜩▶・蜩沸▶・蜩翼▶・蜩梁▶
[下接語]
夏蜩・寒蜩・金蜩・枯蜩・残蜩・秋蜩・青蜩・蜩・蜩・馬蜩・茅蜩・鳴蜩
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報