蟹眼(読み)カイガン

デジタル大辞泉 「蟹眼」の意味・読み・例文・類語

かい‐がん【×蟹眼】

カニの目のような小さな泡が立つところから》茶釜の湯の煮えたぎること。

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精選版 日本国語大辞典 「蟹眼」の意味・読み・例文・類語

かい‐がん【蟹眼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 蟹(かに)の目に似た小さい泡が立つ程度の湯加減の意で ) 茶釜の湯の煮えたぎること。また、その湯。
    1. [初出の実例]「一鼎(てい)松濤を聞き、蟹眼(カイガン)を汲て仙芽を点し」(出典風俗画報‐九九号(1895)土木門)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐試院煎茶詩〕

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普及版 字通 「蟹眼」の読み・字形・画数・意味

【蟹眼】かいがん

湯のわきたつさま。宋・軾〔試院に茶をる〕詩 蟹眼已にぎて、魚眼(茶の泡立ち)生じ (しうしう)たる風の鳴を作(な)さんと欲す

字通「蟹」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蟹眼」の解説

蟹眼 (カニノメ・カニメ)

植物マメ科のつる性一年草。ツルアズキ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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