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血行感染 けっこうかんせん

大辞林 第三版の解説

けっこうかんせん【血行感染】

病原菌が病巣部から血管に入り、血流によって他の部所に運ばれそこに新たな病巣をつくること。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

血行感染
けっこうかんせん

感染症にかかったとき、体内のある病巣部から病原微生物が血管内に入り、血流によって他の部位に運ばれ、そこに新しい病巣を形成して広がることをいう。いわゆる粟粒(ぞくりゅう)結核というのは血行感染によって広がった肺結核症で、結核菌はまず肺門リンパ節からリンパ管を通過して静脈内に入り、肺の全面に広がっている血管で菌がばらまかれ、アワ粒のような細かい病巣を肺全体につくる。また血流によって全身の各臓器にも運ばれると、腎臓(じんぞう)結核、骨関節結核、性器結核、結核性髄膜炎などもおこす。
 なお、腫瘍(しゅよう)細胞が血管内に入り、血流によって他の部位に運ばれ、そこに新しい病巣を形成する場合は、血行性転移という。[柳下徳雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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