血食(読み)ケッショク

デジタル大辞泉 「血食」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しょく【血食】

いけにえ動物を供えて先祖の霊を祭ること。子孫が続いて先祖の祭りを絶やさないこと。

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精選版 日本国語大辞典 「血食」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しょく【血食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「血」は祭祀に供する犠牲(いけにえ)の血の意 ) いけにえの動物を供えて祖先の霊をまつること。子孫が続いて先祖の祭を絶やさないこと。
    1. [初出の実例]「霊神の祠あり。いつも血食するぞ。血食とは、神をば牛羊をころしてまつる也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐趙策・恵文王下〕

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普及版 字通 「血食」の読み・字形・画数・意味

【血食】けつしよく

血牲を供えて宗を祭る。〔史記、封禅書〕興りてに邑す。后稷(こうしよく)のを立て、今に至るまで血す。

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