表合(読み)おもてあわせ

精選版 日本国語大辞典 「表合」の意味・読み・例文・類語

おもて‐あわせ‥あはせ【表合】

  1. 〘 名詞 〙 連句形式一つで、百韻表八句、または歌仙表六句だけで終わるもの。各務支考(かがみしこう)が多く試みたもので、初表(しょおもて)の中に連句一巻全体の変化をこめることを意図し、去り嫌いなどの形式にもこだわらないものとした。
    1. [初出の実例]「凡表合等の誹諧は〈略〉表の内に一巻の姿を込て去嫌にもあながちに用ひまじき事なり、といへり」(出典:俳諧・旅寝論(1699))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む