【Ⅰ】絶縁体あるいは半導体中における電子と正孔の結合は,いわゆる再結合中心を通じて行われる.一般に固体の表面は内部と異なって化学的な不純物が入ったり,格子欠陥ができやすかったりするためにとくに再結合中心が多く,再結合の行われる機構が複雑で,論議の対象となる.【Ⅱ】気相化学反応において,Hのような遊離原子やOHのような簡単な遊離基が,固体(ガラス器壁や金属)表面で再結合し,安定な分子になること.[別用語参照]再結合反応
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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