袖崎三輪野(読み)そでさき みわの

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「袖崎三輪野」の解説

袖崎三輪野(初代) そでさき-みわの

1690-1736 江戸時代中期の歌舞伎役者
元禄(げんろく)3年生まれ。袖崎歌流門弟正徳(しょうとく)のころ色子として舞台にたち,享保(きょうほう)元年江戸中村座で若女方となり,三輪野を名のる。容姿にすぐれ,時代物,世話物をかねて濡事(ぬれごと)と愁い事を得意とした。享保21年2月26日死去。47歳。初名は袖崎歌野。前名は袖崎みわの。俳名は釣雪。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android