裏年(読み)ウラドシ

デジタル大辞泉 「裏年」の意味・読み・例文・類語

うら‐どし【裏年】

果物などが、よく実らない年。→り年表年
[補説]スギなどの、花粉症を起こす植物花粉の飛散量が少ない年についてもいう。
[類語]凶年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏年」の意味・読み・例文・類語

うら‐どし【裏年】

〘名〙 カキ柑橘類、スギなどの隔年結実性のある果樹材木などで、結果結実のよくない年。⇔生(な)り年。→隔年結実

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世界大百科事典(旧版)内の裏年の言及

【隔年結果】より

…果樹で,果実がたくさんなる年と少ししかならない年とが交互に現れることをいい,果実数の多い年をなり年または表年,少ない年を不なり年または裏年という。不なり年は収量が低い。…

※「裏年」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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