製造物責任センター(読み)せいぞうぶつせきにんセンター

百科事典マイペディア 「製造物責任センター」の意味・わかりやすい解説

製造物責任センター【せいぞうぶつせきにんセンター】

製造物責任法(1994年)制定を機に発足した,製造物責任に関する裁判外紛争処理機関。PLセンターとも。家電自動車,住宅,医薬品など十数分野の業界に設置されている。消費者などから当該分野商品に関するあらゆる相談を受け付ける。特に欠陥商品の苦情相談に関しては,まず消費者とメーカーに相対(あいたい)交渉を求め,当事者間の交渉が不調の場合,調停試み,最終的には弁護士学者で構成する審査委員会で裁定を下す。実際には当事者間の話し合いによる和解が中心で,裁定までいく例はまれと言われている。→裁判外紛争処理

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