襟度(読み)キンド

デジタル大辞泉 「襟度」の意味・読み・例文・類語

きん‐ど【襟度】

立場や考えなどの異なる人を受け入れる心の広さ。度量。「大国としての襟度を持す」

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精選版 日本国語大辞典 「襟度」の意味・読み・例文・類語

きん‐ど【襟度】

  1. 〘 名詞 〙 人を受け入れる心の広さ。度量。雅量
    1. [初出の実例]「名賢襟度別。雅淡似僧家」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)超推官舎人茶屋)
    2. 「常に大国民たるの襟度を持し、正を践(ふ)み、義を貫きて」(出典:戦陣訓(1941)三)
    3. [その他の文献]〔宋史‐銭若水〕

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普及版 字通 「襟度」の読み・字形・画数・意味

【襟度】きんど

心と度量。宋・楼鑰〔揚州の伯父蔵する所の魏元理の画巻に跋す、桂花〕伯、揚州に持擁麾(ようき)、たびか東南(あまね)くす。襟度高、至る多く士と游ぶ。

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